資金は会社の血液です。血液が止まれば当然に会社の活動も止まってしまいます。
「そんなことは、あたりまえだ」と、資金繰りの重要性を痛いほど理解されている経営者も多いことでしょう。
 しかし、実際にキャッシュ・フロー計算書を作成している中小企業は少ないものです。
 どのように資金が回っているか、直感的・感覚的に把握できている経営者は多いでしょうが、会社の資金繰りの現状と将来の見込みを的確に把握している経営者は意外と少ないかも知れません。
 過去の資金の流れは過去の決算書やその推移から把握できますが、将来の資金繰りは、会社の業況や担保余力、今後の業績を反映した予算の編成と金融機関との折衝、金利動向や金融政策等、様々な要素が絡みますから、一筋縄に予測することはできません。
 外部経営環境の予測は困難としても、とりあえずは内部経営環境としての会社の現状の把握から始めましょう。 
 また、予算編成を通じての将来キャッシュ・フローの検討により、将来の資金繰り予測を見込んで、必要に応じて金融機関に提出する書類の作成も検討しましょう。
 中里会計事務所は、経営者の最も高い関心事である資金調達に関する業務をサポートします。